22awシーズン、”素材が作り出すシルエット” を追求したデザインを展開し、静と動の関係性にフォーカスを当てる。
洗練されたシルエットとアイテムに合わせた素材選びがデザインのストーリーを紡ぎ、前シーズンからのジェンダーレスな雰囲気で包み込む。

レザーのような質感のウォッシャブルシャツ、クラシックなウール×シルクのツイード、温かみのあるアルパカ×コットンのシャギー裏毛、圧縮加工を施したウールのニットメルトン、再生ポリエステル×オーガニックコットンの高密度ウェザーなど、素材やアイテムを曖昧にしたエレガントなコレクション。


柔らかな曲線を描くダブルフェイスのコートは身長やジェンダーに左右されないシルエットで、着る人に合った着こなしが楽しめるデザインに。
ランダムなカッティングを施したリバーシブルのMA-1にはエコファーを使用。素材や色の異なる2種類の糸で編み上げた曖昧な表情のニットには、斜めに編地を切り替え、繊細な質感のキッドモヘアを採用している。


穏やかな色調は、08bookの空気感から生まれている。
落ち着きのあるグレーを基調に、濃色を綺麗に魅せるニュートラルなベージュ、 素材本来の温かみを感じるモカブラウンのクリーンなカラーパレットに、遊び心を感じるレッドとイエローがコレクションを彩る。
抽象化した花柄を落とし込んだドレスにも明るくエネルギッシュなイエローをのせた。