kiminori morishita Interview Part 2
「kiminori morishita」
今回は自身の名前を掲げたブランドを立ち上げた
きっかけ、想い、そしてパリコレデビューまでをお送りします。
08sircusデザイナー、森下公則のインタビュー、
08journal vol. 01 と合わせてご覧ください。
「kiminori morishita」 を立ち上げ、そしてパリコレクションの舞台へ
- 2003年SSシーズン、ブランドスタート
メンズのアパレルメーカー在籍時にデザイナー人生が始まり、その後、いよいよ自身のブランドを立ち上げることとなる。
そして、改装前の旧渋谷PARCOにSHOPを構え、東京でコレクションも発表。
- 2007年AWシーズンより、東京コレクションを経てパリコレクション参加
東京コレクションの写真が繊研新聞の1面トップにカラーで掲載され、期待や手ごたえを感じた後、世界的な日本ブランドブームの到来と、オーナーの夢も重なり、パリコレへ。
パリコレを託してくれた、やらせてもらえたことはラッキーで、有難いことだったと語る森下。
素材使いや加工技術など、クリエイションの高さが評価され、コレクションは好評を博し、世界約20カ国、70店舗で取り扱われることとなった。
Movieのランウェイ映像にも登場する「ほぐし」テクニックやFOXの話も楽しそうに語る森下。
パリコレのショー当日、トップを飾るモデルが会場に現れなかった話や、ランウェイ前に自身の目の前でエレベーターに挟まったコートが引き裂かれた話。東京コレクション前夜からの語りきれないバックステージの様子など、Movieに収まらないほど、その話は尽きることがない。
次回のインタビューは、「08sircus、08book誕生」についてです。